ホームページ集客を成功させる3つのステップと、よくある失敗3つ

いまは、小規模な店舗や個人事業主の方でも簡単にホームページを持てる時代になりました。

しかし、ホームページを持てば、すぐに集客できて、売上が上がるわけではなく、次のような悩みを抱えていらっしゃる方も少なくありません。

・ホームページを作ったものの、ホームページから お問い合わせが全然こない
・ホームページの訪問者数が増えていかない

このような悩みを解決するためには、インターネット広告、ホームページ改修など様々な手法があります。
社内でリソースが確保できない、今すぐ使えるマーケティング費用がある場合は、業者に一括して任せるという手もあるでしょう。
一方で、なるべく安く・簡単に集客して売上を上げたいと考える方も多いのではないでしょうか。私が店舗オーナーなら、そう考えてしまいます。

残念ながら、世の中そんなに甘くありません。
ホームページから集客するためには、少なからずコスト・リソースが発生します。

しかし、使えるリソースや費用を効率的に活用することで、ホームページからの集客を増やすことができます。
効率的に活用する、というのは、少ないコスト・リソースを効果が見込めて実践しやすい手法に集中させる、という意味です。

そこで、ここでは、まずやるべき、且つ、実践しやすいホームページ集客手法にスポットを当てて、ご紹介していきます。
ご紹介する施策には、店舗オーナー・中小企業の担当者の方が実践しやすいものも多いので、是非、チャレンジしましょう!

参考にしていただくことで、集客できるホームページへの第一歩を踏み出すことができます。

※本記事のスクリーンショットや公式ヘルプページ情報は、20186月上旬 時点のものです。今後のアップデートにより、画面が異なる可能性があります。
※本記事で表記している「ホームページ」とは、店舗・企業のウェブサイトのことを指しています。1枚もののランディングページは含めていません。

1.ホームページで集客を成功させる3つのステップ

ホームページで集客を成功させるためには、私は、3つのステップが必要だと考えています。

ステップ1.ホームページの訪問者を増やす
ステップ2.ホームページの操作性・内容を改善する
ステップ3.ホームページでのアクションを起こしやすくする

これら3つのステップをすべて満たすことで、ホームページからの集客を加速させることができます。

例えば、ホームページの訪問者が増えたとしても、ホームページの操作性が悪ければ、来店やお問い合わせにつながる可能性は少ないでしょう。
逆に、来店やお問い合わせなどのアクションを起こしてもらうために魅力的なキャンペーンを実施しても、そもそも、ホームページの訪問者が月に10人だったら、どうでしょうか。

次章から、この3つに対して、冒頭でお伝えした通り、まずやるべき、且つ、実践しやすい手法を順番にご紹介しています。

ステップ1.ホームページの訪問者を増やす

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ホームページで集客を成功させるためのステップ、1つ目は、「ホームページの訪問者を増やす」ことです。

当然のことですが、ホームページの訪問者が少ない状態では、ホームページからの集客・問い合わせも少ない傾向になってしまいます。
したがって、ホームページの訪問者を増やすことを優先的に取り組みましょう。
本章では、以下の4つの施策をご紹介します。

1)訪問者のためになるブログを継続して書く
2Googleマイビジネスを使ってGoogleでの露出を増やす
3SNSで投稿・発信してファンを増やす
4)印刷物にURLを表記する

一つずつ見ていきましょう。

1)訪問者のためになるブログを継続して書く

1つ目は、「訪問者のためになるブログを継続して書く」ことです。

もともとブログとは、個人の方(一般の人)がインターネット上に書く日記という位置づけで使われてきました。
しかし、近年では、ビジネスで活用する企業が増えています。

GoogleやYahoo!で検索されたときに、ブログ記事が表示されて、ブログを読んだ訪問者が、「この記事を書いた企業・店舗のことを もっと知りたい」と感じて、ホームページに遷移(移動)してくる。

このような流れをめざして、ビジネスで活用する企業が増えているのですが、ブログを書く上で、やみくもに日記を書けば良いわけではありません。
ビジネスでブログを活用して、ホームページへの訪問者を増やすために、大切なポイントがあります。

それが、前述の「訪問者のためになるブログを継続して書くこと」です。

「この店舗・企業のブログは、すごくためになる・勉強になる・参考になる。この企業・店舗のことを、もっと知りたい」と感じてもらえる記事を、継続して、たくさん書くことで、Googleの検索エンジンでの評価が高まり、ブログが検索結果画面で上位に表示される回数も増えていきます。

上位に表示される回数が増えることで、ホームページへの訪問者も増えていきます。

ここまでお読みいただいて、訪問者のためになるブログって、なに? と思われた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
サービスや商品を売り込む記事ではなく、以下のような人物像を描いて、訪問者の悩みを解決するような記事がオススメです。

自社の顧客になってくれそうな人が、●●という悩みを抱えている

その人がGoogleで「●● ■■」と検索する

ブログが表示されて、その人がブログに訪問してくれる

記事を読んだことで悩みが解決して、ハッピーになる

自社のファンになって、自社のことをもっと知りたくなってくれる

具体的には、以下のような記事です。

<例1>エステサロンの場合
「顔のシワが増えてきた」と悩んでいる40代の女性が「顔のシワ 改善」と検索したときに、ブログを読んでほしいと考えて、「顔のシワを改善!自宅でできる3つの方法」というタイトルの記事を書く。

<例2>学習塾の場合
「子供が勉強嫌い」で悩んでいる30代の主婦が「子供 勉強しない」と検索したときに、ブログを読んでほしいと考えて、「勉強しない子供が勉強好きになった2つの学習法」というタイトルの記事を書く。

ブログを継続して書くのは大変な作業ですが、無理のない範囲で、少しずつチャレンジしていきましょう。

なお、SEOSearch Engine Optimization)と呼ばれる、検索結果画面で上位表示させるための手法も、ひととおり把握しておくと、ブログの記事を書く上で役立ちます。

参考:Google公式 検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

このパートのポイント

・メリット
1記事1記事が企業・店舗の資産となり、検索結果画面で上位表示される記事が増えていくにつれて、ホームページへの訪問者も着実に増えていく。
文章を書くのが好きな人にとっては、自分が書いた記事による効果を楽しむことができる。

・実施するうえでのハードル
継続してブログを書く必要があるので、時間を要する。

2Googleマイビジネスを使ってGoogleでの露出を増やす

ホームページの訪問者を増やすための施策、2つ目は、「Googleマイビジネスを使ってGoogleでの露出を増やす」ことです。

Googleマイビジネスは、Googleが提供している無料の店舗情報・企業情報 管理ツールです。
Googleマイビジネスに登録・オーナー確認というプロセスを実施することで、Googleマップ検索やGoogle検索結果画面で、店舗情報が表示されるようになります。(下図のオレンジ枠部分)

googleマイビジネス表示イメージ

オレンジ枠部分が表示されるタイミングですが、「業種×地域名」「サービス内容×地域名」など、主に地域名を含むキーワードでユーザーが検索したときに表示されます。
例えば、「寿司 六本木」や「エステサロン 新宿」などです。

ここに表示される店舗情報には、ホームページへ遷移させる「ウェブサイト」ボタンを設置することができます。

googleマイビジネスのウェブサイトボタン

GoogleマイビジネスでGoogleマップ検索やGoogle検索結果画面に店舗情報が表示される頻度が増えることで、「ウェブサイト」ボタンからホームページへ遷移してくれる人も増えてくるでしょう。

地域名を含むキーワードで検索しているユーザーは、その場所にある店舗を積極的に探している・意欲の高い傾向にありますので、店舗情報を表示し、ホームページへ遷移してもらうことで、お問い合わせに至る可能性も高いです。

Googleマイビジネスは、設定や操作方法も簡単ですので、是非、活用してみましょう。

なお、Googleマップ検索やGoogle検索結果画面で店舗情報を表示させるためのコツを、別記事でご紹介していますので、是非、ご参照ください。

参考:MEO対策│Googleマップで上位表示するための4つの秘策

また、Googleマイビジネスへの登録・オーナー確認の方法も別記事でご紹介しています。

参考:Googleマイビジネス登録方法図解入り解説でスムーズにオーナー確認完了!

このパートのポイント

・メリット
Googleマップ・Google検索結果画面でアピールできるので、大きな効果が見込める。
Googleマイビジネスには、ホームページへの訪問者を増やす効果以外にも、多彩なメニューがあり、店舗集客に活用できる。

・実施するうえでのハードル
Googleマイビジネスの管理・設定変更などをする工数がかかる。

3SNSで投稿・発信してファンを増やす

ホームページの訪問者を増やすための施策、3つ目は、「SNSで投稿・発信してファンを増やす」ことです。

言うまでもないかもしれませんが、SNSの利用者数は年々増加しています。
総務省が公表している「情報通信白書 平成29年版」では、2016年のSNS利用者の割合は、70%超えています。

sns普及率

出典:総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

ここまで普及したSNSを活用し、店舗・企業の魅力を積極的に発信して、ホームページへの訪問者を増やしていくのが、この施策です。
また、【1)訪問者のためになるブログを継続して書く】でご紹介したブログ記事をSNSで発信するのもオススメです。

ただし、Facebook、インスタグラム、Twitterなどで、店舗・企業のアカウントを開設した直後は、ファン(フォロワー)が少ないです。

以下のような方法で、地道にSNSをやっていることを広げて、ファンを増やしていきましょう。

・知人やビジネスでの交流関係にある人たちに、SNSを始めたことを伝える
・店舗の店内、トイレにSNS情報を掲載する
・名刺やカタログにSNS情報を掲載する
・ホームページ自体にもSNSへのリンクを貼る
・店舗・企業から送信するメールの署名欄にSNSへのリンクを追記する

SNSの魅力は、話題になりそうな写真や動画、ユニークな写真や動画などを投稿して、シェアされることで、より多くの訪問者を獲得できる点です。
SNSもブログと同様に、コツコツと継続することが大切ですが、「毎日必ず!」と意気込んでしまうと、投稿するネタが すぐに無くなってしまうケースもあると思いますので、1週間に1度程度の頻度から、チャレンジしていきましょう。

なお、インスタグラムに関しては、別記事でビジネスアカウント(ビジネスプロフィール)の活用方法をご紹介していますので、是非、ご参照ください。

参考:無償でできる!インスタグラムのビジネスアカウントでお問合せを劇的に増やす方法

このパートのポイント

・メリット
ファンが増えるにつれて、投稿がシェアされたときに大きな集客効果が見込める。
プライベートでSNSを使っている人にとっては、導入することへのハードルが低い。

・実施するうえでのハードル
ファンが急激に増えるわけではないので、継続して投稿していくことが必要。

4)印刷物にURLを表記する

ホームページの訪問者を増やすための施策、4つ目は、「印刷物にURLを表記する」ことです。

名刺はもちろん、街頭で配布するチラシやポケットティッシュ、店内に置いてあるカタログやパンフレット、店舗・会社案内などの印刷物に、ホームページのURLを表記しましょう。

地味ではありますが、ホームページの存在を認知してもらうためにも、必ずやるべき施策です。

このパートのポイント

・メリット
着実に認知を広げられる。

・実施するうえでのハードル
制作・印刷コストがかかる。
印刷物を見て、どのくらいの人がホームページに訪問したのか、という効果が見えにくい。

ステップ2.ホームページの操作性・内容を改善する

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ホームページで集客を成功させるためのステップ、2つ目は、「ホームページの操作性・内容を改善する」ことです。

ステップ1で、ホームページの訪問者が順調に増えても、以下のような理由により、ホームページを離れていってしまうユーザーがいたら、せっかくの努力も水の泡となってしまいます。

・スマートフォンでホームページにアクセスしたら、見にくい・操作しにくい
・ホームページの内容に満足しなかった
・訪問者が求めている情報がどこに書いてあるのか分からなかった

こういったケースを改善するために、まずやるべき、且つ、実践しやすい施策は、次の2つです。

1)ホームページをモバイル対応にする
2Googleアナリティクスを導入して改善点を見つける

なお、モバイル対応は、どうしてもコストが発生してしまいますが、Googleアナリティクスは無料で利用できます。
一つずつ、見ていきましょう。

1)ホームページをモバイル対応にする

ホームページの操作性・内容を改善するためにやるべきこと、1つ目は、「ホームページをモバイル対応にする」ことです。

モバイル対応とは、スマートフォンで閲覧したときに、不自由なくユーザーにホームページを利用してもらうことですが、なぜ、モバイル対応が必要なのでしょうか?
それは、多くの人がスマートフォンでインターネットを利用する時代になっているからです。

下図は、総務省が公表している「機器別のインターネット利用時間」の調査データです。
平日(上段)・休日(下段)ともに、モバイルの利用時間が多いことが顕著にわかります。

インターネット利用割合

出典・画像引用:総務省情報通信政策研究所「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

スマートフォンの普及によって、インターネットを利用するのも、スマートフォンが一般的になってきています。
モバイル対応と一言で言っても、大きく分けて下記の2点がありますので、一つずつ解説します。

・スマートフォンでの表示速度を速くする
・スマートフォン画面で操作しやすくする

スマートフォンでの表示速度を速くする

1つ目は、「スマートフォンでの表示速度を速くする」ことです。

Googleは、表示速度が1秒から3秒に落ちると直帰率は32%上昇する、という調査結果を公表しています。
(直帰率とは、ホームページに訪問したとき、最初に開いたページを見ただけで、ホームページから出ていってしまった人がどれぐらいいたのか? という割合を指します)

参考:Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed

あなたも、ユーザーの立場で、スマートフォンを使って、とある店舗のページを開こうとして、3秒くらい経過して読み込み中のままだったら、閲覧を諦めることがあるのではないでしょうか。

また、表示速度を速くすることは、SEO(検索エンジン最適化)の視点でもプラスの効果があります。
つまり、Google検索結果で上位に表示されやすくなる可能性があります。

これらのことから、スマートフォンでの表示速度を速くすることは重要です。

表示速度を速くするために、やるべきことは、現状の表示速度と改善点を発見することです。そこで、オススメなのがGoogleの無料ツール「test my site」です。

Googleの無料ツール:test my site

このツールに、ホームページのURLを入れるだけで、表示速度の結果や、改善方法を提示してくれるのです。

testmysite

さらに、「無料レポートを取得」をクリックして、メールアドレスを送信することで、そのメールアドレス宛てに詳細なレポートが送られてきます。(だいたい1時間以内には届きます)

・詳細レポートのサンプル
testmysite-report

ここから得た改善方法を、ホームページを制作してくれた業者さんや、ホームページ担当者に渡して、対応していただきましょう。

スマートフォン画面で操作しやすくする

2つ目は、「スマートフォン画面で操作しやすくする」ことです。

当然といえば当然ですが、スマートフォンで操作しにくいホームページも、よろしくありません。
あなたのホームページは、スマートフォンで閲覧したとき、以下のようなことが発生していないでしょうか。

・拡大しないと読めない
・画像やテキストのリンクがタップしにくい
・メニューがわかりにく

これらのことも、訪問者がホームページを離れてしまう要因となるので、改善しましょう。
どのような箇所を改善すれば良いのかを、Googleが提唱している「モバイルサイト設計の指針」という資料があります。

参考:Google提唱 モバイルサイト設計の指針

この資料内で、25個の項目に分けて、効果的なモバイルサイトを推奨していますので、あなたのホームページと比較して改善ポイントを見い出していきましょう。
なお、「拡大しないと読めない」「画像やテキストのリンクがタップしにくい」「メニューがわかりにく」の3点も、この資料内で解説されています。

2Googleアナリティクスを導入して改善点を見つける

ホームページの操作性・内容を改善するためにやるべきこと、2つ目は、「Googleアナリティクスを導入して改善点を見つける」ことです。

Googleアナリティクスとは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスを活用することで、例えば、次のようなことが実現できます。

<例1>訪問者が最後に閲覧したページを特定
ホームページから集客を増やすためには、訪問者に店舗・企業側が求めるアクション(お問い合わせや予約フォームなど)を起こしてもらう必要がありますが、そのアクションを起こしてもらうページまでの間に、ホームページから出ていってしまう訪問者がいます。
そのページがどこだったのか、Googleアナリティクスを活用することで把握できます。
訪問者が最後に閲覧したページがわかれば、そのページを改善する施策を考えることができます。

<例2>スマートフォンでの成果を確認
Googleアナリティクスでは、訪問者が何分間、ホームページに滞在していたかも知ることができます。
例えば、スマートフォンとパソコンの滞在時間を比較したとき、スマートフォンでの滞在時間が短かった場合、モバイル対応に課題があることが考えられます。

他にも、以下の様なデータを取得でき、様々な視点でホームページ改善のキッカケを見つけ出すことができます。

・ホームページの訪問者は、どこから来たのか
・ホームページのどのページが多く閲覧されているのか
・ホームページのウェブフォーム(お問い合わせや資料請求など)が何回、送信されたのか

また、Googleアナリティクスは、改善点を見つけるだけでなく、「良い点を見つけて、さらに伸ばす」ことにも活用できるのです。

例えば、ウェブフォームでお問い合わせしてきた人が、どこから来たのか、というデータも取得できます。

ブログからホームページに訪問した人たちの方が、SNSからホームページに訪問した人たちよりも、お問い合わせしてくる確率が高い、という結果だった場合、ブログの記事を増やすことにリソースを集中しよう、という施策が実施できます。

なお、Googleアナリティクスの設置方法や取得できるデータの概要は、別記事で詳細に解説していますので、ご参照ください。

参考:Googleアナリティクスとは?専門用語を使わず、やさしく解説

ステップ3.ホームページでのアクションを起こしやすくする

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ホームページで集客を成功させるためのポイント、3つ目は、「ホームページでのアクションを起こしやすくする」ことです。

ホームページへの訪問者を増やし、ホームページ内の問題点も改善したら、残りは、ホームページから来店・お問い合わせなどのアクションを起こしやすく施策が大切です。
例えば、以下のような状態は避けるべきです。

・スマートフォンから電話で予約しようとしたのに、電話番号をタップしたとき、電話発信できない
・お問い合わせフォームから相談しようとしたのに、入力項目が多すぎて嫌になる
・訪問者のアクションを一押しする魅力的な情報がない

訪問者が、「いま」アクションを起こそうとしてくれたのに、その機会を阻害するホームページは、よろしくありません。
こういったケースを改善するために、まずやるべき、且つ、実践しやすい施策は、次の3つです。

1)電話番号はTap to Call対応する
2)ウェブフォームの必須項目・入力項目を減らす
3LINE@で友だち登録獲得をめざす

一つずつ見ていきましょう。

1)電話番号はTap to Call対応する

1つ目は、「電話番号はTap to Call対応する」ことです。

既にモバイル対応・スマートフォンでの操作性の大切さは解説してきましたが、このTap to Call(タップ トゥー コール)も忘れてはいけない施策です。
Tap to Callとは、スマートフォンで、電話番号のテキスト(数字)や、電話番号の画像をタップしたときに、そのまま電話発信できる機能のことを指します。

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この機能を実装していないと、訪問者が電話をかけて問い合わせをしたいとき、電話番号をメモしないといけません。
そういった煩わしさは、訪問者の問い合わせしようという意欲を奪ってしまいかねません。

まだ対応されていない場合は、ホームページを構成しているHTMLというコードに、少し記述を加えていただくだけでTap to Callの実装は完了しますので、ホームページを制作してくれた業者さんや、ホームページ担当者に渡して、対応していただきましょう。

2)ウェブフォームの必須項目・入力項目を減らす

ホームページでのアクションを起こしやすくするための施策、2つ目は、「ウェブフォームの必須項目・入力項目を減らす」ことです。

これは、EFOEntry Form Optimization)と呼ばれる施策の一種です。
EFOとは、入力フォーム最適化のことを指し、ホームページのウェブフォームの仕様やデザインを利用しやすく改善することです。

EFOにも、複数の施策がありますが、すぐに実践できるのが、「ウェブフォームの必須項目・入力項目を減らす」ことです。

極端な例ですが、下図のように、入力項目がたくさんあり、すべてが必須項目だった場合、「入力するのが面倒だな」と感じる方がほとんどではないでしょうか。訪問者がスマートフォンで閲覧していた場合は、より強く感じるでしょう。

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せっかくウェブフォームまで来てくれた訪問者が、ウェブフォーム入力が面倒で去ってしまうケースもあります。
このケースを防ぐためにも、以下を見直しましょう。

・本当に必要な情報だけの項目にする
・必須項目の数を極力、少なくする

3LINE@で友だち登録獲得をめざす

ホームページでのアクションを起こしやすくするための施策、3つ目は、「LINE@で友だち登録をめざす」ことです。

LINE@(ラインアット)は、通常のLINEとは別のサービスで、店舗・企業向けのLINEアカウントです。

あなたも、飲食店や美容院などで、「LINE@はじめました」「LINE@ 友だち登録でクーポンプレゼント!」のようなPOP・チラシを見たことがあるのではないでしょうか。

このLINE@を活用すると、ホームページでのアクションを起こしやすくできるのか?

できます。

この場合、ホームページでのアクションは、「LINE@に友だち登録してもらう」ことです。

友だち登録してくれた人には、その人のLINEへ自動でメッセージを送信できます。この時、メッセージだけでなく、「友だち登録限定クーポン」をプレゼントするのがポイントです。
且つ、友だち登録でプレゼントがもらえることを、ホームページに必ず明記しましょう。

メールアドレスや名前を入力してプレゼントをもらうウェブフォーム形式に対して、LINEだと気軽に登録できてプレゼントをもらえるので、アクションを起こしてくれやすいのです。

なお、総務省情報通信政策研究所の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、LINEは、年代によっては90%以上の人が使っているアプリです。
日常生活の一部となっているといっても過言ではなく、訪問者の多くが既にアプリを使っているはずです。

年代別SNS利用率

出典:総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

友だち登録のプレゼントを送ることで、友だち登録してくれた人がクーポンを使うために来店してくれるでしょう。
ホームページでのアクションを起こしやすくする、さらに、来店への効果も期待できる手法なのです。

また、BtoBビジネスの店舗・企業の場合でも活用できます。
例えば、「友だち登録限定 集客を1.3倍にするネット広告解説動画」のような動画をプレゼントして、その後、定期的にLINE@のメッセージ一斉送信機能を活用して、有益な情報をお届けする使い方です。
定期的に有益な情報を発信し続けることで、あなたへの信頼度が高まり、友だちが あなたに相談してみよう と考える機会が生まれるかもしれません。

LINE@には、フリー(無料)プランがあるので、まずは使ってみて、フリープランで成果を得られたら、有料のベーシックプランへ切り替えましょう。
有料といっても、月額5,400円(税込)です。

各プランの価格と、機能の詳細は、公式サイトをご参照ください。

LINE@公式サイト

2.ホームページ集客によくある失敗3

ここまで、「まずやるべき、且つ、実践しやすいホームページ集客手法」にスポットを当て、3つのステップに分けて ご紹介してきました。

ステップ1.ホームページの訪問者を増やす
ステップ2.ホームページの操作性・内容を改善する
ステップ3.ホームページでのアクションを起こしやすくする

最後に、ホームページ集客でよくある失敗を3つご紹介します。あなたが、該当してしまっていないか、チェックしましょう。

2-1.デザイン重視で操作性と情報が欠如している
2-2.トップページだけモバイル対応している
2-3.やみくもにインターネット広告を使っている

2-1.デザイン重視で操作性と情報が欠如している

よくある失敗1つ目は、「デザイン重視で操作性と情報が欠如している」です。

オシャレ・カッコいい・ゴージャスなど、デザイン、つまり、見た目にこだわってばかりいて、ホームページの操作性や情報が欠けてしまっている、ということです。

ホームページの訪問者は、デザインを見に来ているわけではありません。あなたのホームページに、自分の抱えている課題の解決策や、欲しい商品を探しに来ているのです。
その点を、しっかり意識して、訪問者がアクションを起こせるだけの情報量と操作性を兼ね備えたホームページをめざしましょう。

2-2.トップページだけモバイル対応している

よくある失敗2つ目は、「トップページだけモバイル対応している」です。

ステップ2 1)ホームページをモバイル対応にする】でご紹介したモバイル対応をする上で、トップページだけモバイル対応しているホームページを見かけます。
それでは意味がありません。

訪問者は、必ずトップページから入ってくるわけではありません。トップページだけで、訪問者の目的が達成できるわけではありません。
必ず、全ページをモバイル対応しましょう。

2-3.やみくもにインターネット広告を使っている

よくある失敗3つ目は、「やみくもにインターネット広告を使っている」です。

これは、店舗・企業が自社でインターネット広告を使う場合、業者に依頼している場合、どちらの場合でも、注意が必要です。

インターネット広告は、顧客を獲得していく上で、非常に強力な武器となりますが、とりあえず配信すれば、ホームページの訪問者が増えて、問い合わせや来店が増えるわけではありません。

・どこにいる、どのような人たちに広告を見せて、何を実現したいのかを明確にする
・リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告、純広告など様々な種類があるので、実現したいこと(目的別)と狙いたい顧客層別で使い分ける
・広告配信の戦術を考えて、配信後も、細かな調整を行っていく

これらのノウハウ・運用スキルを駆使することで、成果が得られるのです。

この点を認識しないまま、やみくもにインターネット広告を配信するのは、広告費をドブに捨てるようなものですので、注意しましょう。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

文字に起こすと、やることが膨大で大変、と感じられたかもしれません。
しかし、何度も言いますが、ご紹介した施策は、まずやるべき、且つ、実践しやすいものです。あなたが着手しやすい順番でも構いませんので、是非、一つずつ実践していってください。

集客できるホームページへの第一歩を、本記事によりサポートできましたら、幸いです。